社会人になると、学生時代とは違い、様々な年代の人との関わりが増えます。上司や取引先、先輩、同僚と協力し合って仕事を進めていく必要があります。学生時代のように、気の合う人とだけ仲良くするというわけにはいかなくなってしまいます。自分の仕事だけをやっていればいいというわけにもいかないので、気の合わない人ともそれなりに上手く付き合っていく必要があります。職場でのコミュニケーションがある程度上手くいっていれば、仕事が多少きつくても何とか頑張っていける場合が多いですが、いくら好きな仕事でも職場の雰囲気が険悪だったりひどい扱いをされるような職場では長続きしない場合が多いです。職場の上司や同僚からのパワハラやセクハラなども近年社会問題になっています。大人になってからのいじめほど陰険なものはありません。優しい人ほどその標的になってしまいがちです。職場でのストレスから、メンタルを病んでしまう人も多く適応障害やうつ病へと進行してしまい会社に通えなくなってしまう人も年々増加傾向にあり、社員のメンタルヘルスに対するケアに力を入れている企業も近年では増えています。社会人として働く以上、人との付き合いは避けては通れない問題です。人間関係は一旦こじれると修復するのは難しいですが、嫌いな人とは上手く距離を取り、自分の心を守ることも大切です。信頼できる人に相談したり休日は仕事のことを忘れて気分転換するなど自分なりのリフレッシュ方法を見つけることも大切でしょう。