社会人として働く以上、職場での人間関係は避けては通れない問題です。学生時代とは違い、気の合わない人ともそれなりに合わせて仕事をしていかなければなりません。しかし、自分の気持ちを押し殺して無理に機嫌を取る必要はありません。とは言え、お互いに話しかけない状態では余計に職場で一緒に過ごすのがしんどくなってしまうでしょう。どうしても苦手な人とは、一定の距離を保ちつつも、挨拶などの最低限のコミュニケーションは取るようにしましょう。挨拶をされて嫌な気持ちになる人は余程のことがない限りいません。挨拶を繰り返すうちに、少しずつ距離が縮まる可能性もあります。相手が嫌いだという態度を露骨に出してしまうと周りの人も気を遣いますし、子どもじみた人というレッテルを貼られてしまう場合もあります。最低限のコミュニケーションは取るように心掛けましょう。自分の気持ちに余裕があれば、なぜ相手のことが嫌いなのかを考えてみるのも有効です。客観的に考えてみると、嫌いなところもあるけれど良いところにも気付く場合があります。一度、相手のことが嫌いだと思ってしまうとフィルターを通して相手を見てしまうのでいい所にも気付かなくなってしまいます。客観的に相手を観察してみることも大事です。そして、自分の行動も振り返ってみましょう。相手とうまくいかないのは自分にも原因はないかを考えてみることで、自分が改善しなければならないところにも気付くことができるかもしれません。